上棟式

7月から始まった建て替え工事ですが、夏休みの間に基礎工事をしてあっという間に鉄骨が立ち上がりました。
新しい園舎の大体の形もわかってきて、みんなの期待も高まっています。
昔から家を建てる前には、その土地の神様に許しをえるため「地鎮祭」をし、棟を上げる時には今までの工事が終了したことに感謝し、建物が無事に出来上がるように「上棟式」をするという風習があります。
最近では、「地鎮祭」はするものの「上棟式」までするところは、ほとんどありません。私が小さいときはまだ「上棟式」をやるところがあり、友達と一緒に餅をひろいに行っていたことを覚えています。
またとない機会ですので、9月28日(木)に「上棟式」を行いました。
「地鎮祭」のときは、年長さんだけの参加でしたが、今回は園児全員と来れる保護者の方、またいつもお世話になっている水神社の総代の方にも参加いただきました。
まずは、新園舎の一階部分で祭典を行います。
お祓いをして、神様をお呼びして、祝詞を唱えます。

その後、上棟の儀という儀式を行います。
「千歳棟(せんざいとう)」「万歳棟(ばんざいとう)」「永々棟(えいえいえとう)」という、新しい園舎が、千年も万年も永遠に続きますように!というおまじないをみんなで唱えました。

玉串の奉奠も園児代表で年長さんの2人がしてくれました。みんなも一緒にお参りをしました。

祭典が終わり、グランドに移動してみんなが楽しみにしていた、餅まきをしました。

餅と一緒にお菓子も撒きました。みんな何個拾えたかな?
日本の文化に触れることも幼児教育の役目の一つだと思っています。
子どもたちの記憶の中に少しでも残ってくれたらいいな!