2009年「清和幼稚園」6月のできごと
リニューアル裏山遊び
1ヶ月間、がまんをした裏山遊び。
思い切って、大きな木の枝をはらい、お日様の光がたくさん入り、以前より明るくなって、蚊も少なくなりました。
新しい遊具も設置し、散歩道も整備し、とても快適に遊べるようになりました。
6月1日
まず、新しくなった裏山をお祓いしてから、約束事を誓い、安全に遊べる様に祈願しました。
清和ならではです。
「どんぐりひろば」
「たーざんろーぷ」
なんというネーミングにしようかと思いましたが、これしか思いつかなかったのです。
ェネレーションギャップがあるかなー。
子供達の長蛇の列が出来ます。
「わんぱくすべり」
ちょっと危険かなぁーと思ったのですが、順番をちゃんと守って、うまく遊んでいます。
「ととろのさんぽみち」
階段をきれいに整備し、さんぽみちをつくりました。
裏山をぐるりと一周すると、結構、足腰の鍛錬になります。
途中で、トトロに出会えるかも。
今までの「のぼり台」もあらためて、遊びだしました。
いずれ、少し手を加え、新しい遊び場にしようとたくらんでいます。
最も単純なタイヤ遊び。
でも、子供達は一番親しみやすいようです。
ついに、2代目 「りす子」 死す
6月7日、とうとう2代目「りす子」が老衰の為、死んでしまいました。
清和で生まれて、約9年間、せいわっ子に親しまれてきましたが、1年前くらいから目が見えなくなり、足腰も弱ってきました。
野生では絶対食べない「牛乳」が好物だったので、長生きしたのでしょうか?
りすの平均寿命は6年くらいらしいのですが、9年というと人間では100歳くらいになっていたと思われます。
生き物の「死」を直視することも、自然の中で生きていく上で、大切な経験です。
死んだりす子を子供に見せると、それぞれに反応があり、発達の違いが子供達の行動や言葉からよくわかりました。
年少さん:
まだ「死」がよくわからない時期。
「眠っとるん? また起きるんかねぇ」
年中さん:
もう目をあけることはない。生きかえらないんだ・・・と。
素直に「うわー死んだと、かわいそうやね」
年長さん:
「死」というものを自分で確かめてみたい・・・という気持ちから「見せて見せて、死んどると? さわっていい?」
裏山に、お墓を作ってやり、子供達も花をかざり、手を合わせていました。
ところが、翌日行って見ると、りすのお墓が荒されているのです。
ナ・ナ・なんとイノシシが、墓を掘り起し、食べてしまったのです。
とてもかわいそうなことをしました。
でも、これも自然・・・・?
ちょっとショッキングだったので、子供達には話そうかどうか、迷いました。