10月8日(土)に「運動遊びの日〜あそびんぴっく〜」を行いました。
俗にいう「運動会」ですが、大人が経験してきた練習に練習を重ね、成果を発表する日ではなく、日頃の子どもたちの主体的な遊びを子どもも大人も楽しむ日、という願いから「あそびんぴっく」と名付けました。大人の指示で「やらされる」ではなく、日頃の子どもたちの興味や関心から少しずつ形になっていきます。
当日は、まだまだコロナの影響で、各学年入れ替えで各家庭2名の参加となりました。ご協力ありがとうございました。
まずは年中組
年中のこの頃のブームは「ポケモンごっこ」ということで、自分達で考えた振り付けのダンスを披露しました。途中で手作りのポケモン神輿やモンスターボールも出てきて見どころ満載のダンスでした。
親子競技の障害物競走は、親と子の真剣勝負!ハンデによってほとんどの子どもが勝っていました。親にとってはハードな競技お疲れ様でした。
年少組は何かになりきることが大好き。日頃から「忍者」になりきって遊んでいました。
忍者になりきっての「しゅりけんにんじゃ」の踊り。忍者の衣装も日頃から着て遊んでいたのですっかり馴染んでいました。
日頃の「修行」も見てもらいました。コーンを避けたり、ハシゴをくぐったり、しゅりけんにタッチしたり、真剣に修行をしていました。
親子競技は風呂敷を親子で持ち、巻物を殿様に届けるというもの。当日の殿様は男性職員2名。こちらもしっかりとなりきっていました。
年長組は競うことも大好き。まずはリレーをしました。各チームの走り順は話し合っては試しての繰り返しで決めていきました。
みんなで力を合わせて一つのことを取り組むというのも年長の特徴。バルーンは息もぴったり、さすが年長です。
親子競技は、風船マットを使って人形を運ぶというもの。この頃万国旗をみて海外のことに興味がある年長組。世界の遊びを遊びをアレンジして作った競技です。
今年は親子競技もできて、子どもも大人もワクワクを共有できた日になりました。
コロナ禍になって唯一いいことがあったとするなら「今までの当たり前を見直すことができた」ことだと思います。
いままで清和幼稚園でも、出来るだけ子ども主体の行事をしようと思ってやってきましたが、昭和時代から変わらない行事という固定概念、全学年での一斉開催、過度なプレッシャーはなかったか?それにより子どもの日常の遊びを奪ってなかったか?
変えなければいけなっかったことからも、学んでいきたいと思います。
連休が明けた11日には、年長さんが年少、年中にバルーンをお披露目し、教えてあげる姿がありました。行事の後の余韻も大切です。