令和3年度もスタートし、早くも1カ月が経ちました。今年度も幼稚園の出来事や清和幼稚園の想いを当ブログでお伝えできたらと思っています。拙い文章ですが、どうぞよろしくお願いします。
幼稚園では4月23日(金)まで慣らし保育(11:30降園)を行い、26日(月)から通常保育を行っています。
4月27日(火)28日(水)30日(金)は、各学年の「親子遊びの日」を行いました。この「親子遊びの日」は今年度からの試みです。日頃子どもたちは清和の豊かな自然(裏山・ビオトープ等)の中で五感をフルに使って遊んでいます。自分で遊びを選び、時には友だちとぶつかりながら工夫や試行錯誤繰り返し学んでいきます。幼児教育とは「遊び=学び」なのです。いままで保護者は幼稚園での自由な遊びの様子を見るとがありませんでした。今回は同じ空間で同じ時間を過ごしてもらい、子どもたちの学びを感じて欲しいと思い設定しました。
当日はまず園庭に集まり、クラス単位で簡単な自己紹介を行いました。
その後、裏山やビオトープでの注意事項を聞いたり、親子で危険な場所を回りました。子どもは自由に遊びますが、「自由」と「放任」は違います。きまりやルールを守ってこそ楽しく遊べます。
いよいよ裏山やビオトープで自由に遊ぶ時間です。子ども達も保護者と遊べる日を楽しみにしていました。手を引っ張って一緒に遊びます。
裏山を走って回ったり、遊具や砂場で遊んだり、ビオトープで観察をしたり、自由気ままな時間を過ごしました。
裏山で遊んでいると様々な生き物に出会います。この日もアカガエル、シュノーゲルアオガエル、アカハライモリ、ヤゴなどを捕まえました。
年長さんはグランドで玉入れや綱引きもしていました。
楽しい時間はあっという間に過ぎます。年少さんや年中さんは離れがたく泣いてします子もいましたが、またコロナの状況を見ながら開催出来たらと考えております。
レイチェル・カールソン著『センス・オブ・ワンダー』の中に「知ることは、感じることの半分も重要ではない」という言葉が出てきます。子ども達には直接見たり、触ったり、聞いたりし、心を動かされる体験をいっぱいしてほしいと思っています。