緊急事態宣言に伴う家庭での保育のお願い
北九州市長 北橋 健治
「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく緊急事態宣言が福岡県
に発令されました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けては、この1か月間、全国民
をあげて、その行動を見直していくことが必要です。今までに経験したこと
のない大変厳しい状況のなか、爆発的な感染拡大を抑止するためには、今が
まさに正念場です。
そこで、保育所や放課後児童クラブをご利用の皆さんにお願いがあります。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためには、「密閉」「密集」「密接」の
いわゆる「3密」を避ける必要があるとされています。
このことから、北九州市といたしましては、施設における「3密」を避け、
感染拡大を防止するため、医療従事者、社会の機能を維持するために就業を
継続することが必要な方、ひとり親家庭などで保護者が仕事を休むことが困
難な場合など、どうしても家庭での保育が困難な場合に限りお子さんの受け
入れを行うこととしました。
各施設では、施設の職員の方々が、懸命に子ども達を見守ってくれていま
す。
また、医療関係者など、最低限の社会生活を維持する上で必要な職に従事
している方々が仕事を続けるためには、保育所や放課後児童クラブの機能を
維持する必要があります。
さらに、家庭で保育していただくことは、子ども達を感染から守ることに
繋がります。
市民の皆さんには、大変なご負担をお掛けしますが、事態の早期終息のた
めに、苦渋の決断をさせていただきました。引き続き、感染拡大防止のため、
全力を尽くしてまいります。1日でも早く、平穏な日常生活が戻るよう、市
民の皆様と一丸となって取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願
いいたします。