平成26年度「清和幼稚園」一学期のできごと
政府では、教育制度改革の話が官僚の方々の中で進んでいます。
特に少子化対策・人口減対策と絡んだ幼児教育制度が大きく変わろうしていますが、現場では、毎年のように子ども達と格闘しながらも楽しく平成26年度が始まりました。
年々子ども達が一層愛おしく感じられるのは年齢のせいなのでしょうか。
■ 4月 「園内めぐり」
約3週間かけて園内を巡り、新入園児に遊び方の説明をします。
簡単なことのようですがとても大切で最初に危ないことをしっかり学習します。
「あぶないマーク」あるところは注意しましょう。
裏山には「ドングリじいさん」が住んでいて先生の言うことを聞かないでアブナイことをすると現れて子どもをドングリに変えてしまうと言う南先生お手製の紙芝居でお話をします。
案外効果があるのです。
■ 5月 「モリアオガエル」
田植えの準備をしていると、モリアオガエルの夫婦が迷惑そうに出てきました。
勿論大きい方がメス。 数日後、田んぼの水路の隅に泡状の卵発見。
でも、場所が悪くオタマジヤクシは出てきませんでした。
※モリアオガエルは、本来木の枝に卵を産み付けるのです。
■ 6月 「桑の実」
2年前に植えた桑の苗木が成長したくさんの実をつけました。
食べた経験のある人は今はほとんどいないと思いますが、とても美味しいのです。
唯、食べた後は舌も口の中もまっくろけになります。
■ 「コンサートと落語」 動画
昨年から勤務している木戸先生はバイオリニスト。
音大を卒業後、幼児教育の道を志して、日々励んでいます。バイオリンの腕は一流。
彼女のピアノの先生と、東京で活動しているチェロ奏者の方と、トリオで子ども達に演奏してくれました。
年長さんにはバイオリンの体験もさせてもらい、この中からN響やウイーンフィルで活躍する人が育ってくれるといいなーと、園長は一人願うのです。
また、落語好きな園長は子ども達にも落語を聴かせます。
東京から招く柳家一琴師匠は、あまりメジャーな人ではありませんが、れっきとした真打ちの落語家さんなのです。それに幼児期は門司区で育ち大の子供好き。
これで3回目の公演ですが、最後に行う紙切りのかくし芸が、いつも子ども達に大人気です。