2009年「清和幼稚園」夏~秋「さつまいも」
「食欲の秋は、食育の秋」
幼稚園教育要領にも組み込まれた「食育」。
いろんなところで、その大切さが叫ばれています。
当園でも稲づくりや野菜づくりは、ずい分以前から取り入れ収穫の楽しさだけでなく、実際に食べてみることで、充実感を味わっています。
ほんのりとした味、自然の味を経験させることが、幼児期の食育なのかなぁなどと思います。
命の味を味わい、感謝する心を育てることが大切ですヨネ。
「さつまいも」
最近は、梅雨に入るのが遅くなっている為、今年は苗植を遅くしてみました。
そのせいなのか、出来が悪く、収穫は100個余。
これじゃ全員の焼き芋が出来ないと泣き出す子供もいました。でも、この失敗をどう保育に生かそうかと子供達と話し合い、年長組は近所の八百屋さんに
足りない分を買い出しに行くことになりました。
一人50円を手にしっかりと握り、一人2個ずつ買い、しっかり「おつり」をもらってきました。
この八百屋のお兄ちゃんは、卒園児。めんどくさいことを快く引き受けてくれました。
年長さんが買ってきてくれた芋をホイルにつつみ、枯れ葉や枯れ枝を燃やして作った床に入れ、焼き上がりを待ちます。
「焼き芋おじさん」(南先生)がこんがり焼いてくれました。
芋堀の時、泣いていた年少組さんも、ニコニコ顔でおいしそう。