2002年「清和幼稚園」12月のできごと
幼稚園の大きなイベントのひとつ、『生活発表会』。
毎年大変です。ただ、生活発表会を行う意味をしっかりと把握していないと、単なる「見せもの」になってしまいます。
清和では、以前より各クラス全員で取り組む劇と、日頃の保育の延長線上での、生活の発表と2つだけです。
1つの劇をクラス全員で取り組むことによって、一人一人の大切さを知り、思いやりの心を育てます。
年少・年中は、CDの曲に合わせて踊りを主体とした舞踊劇。
年長は、お話のストーリーから劇に発展させて、それぞれの役のせりふを言う劇です。
大道具・小道具・背景なども出来るだけ、子供が作るようにしています。
楽器をつかって効果音まで、自分達で行うのです。
何よりなのは、子供たち自身が、楽しそうに取り組んでいることです。
強制ではない『本物の良さ』が、皆さんに伝わったようです。
『三まいのおふだ』の劇。
全員で取り組むため、小僧も山んばも大勢います。
でも、みんな役になりきっていますよ。
年長さんは、楽器演奏をします。
どこかのホールで行うような立派なものでは
ありませんが、とても暖かく、一生懸命さが
伝わってきます。
他に、手話を使った歌やハーモニカも演奏します。
生活発表会が終わったら、クリスマス誕生会。
神主をしたり、サンタになったり、忙しい忙しい!
節操がないと思われるかもしれませんが、
まあ、いいじゃありませんか!